TRAVELLER'S STORY

SHINYA TAKAHASHI

Photographer

ファインダーの中に広がる
映画のような世界に魅了された。

小さいときから映画が⼤好きでした。10代の頃、カメラを手にしてファインダーを覗くと、それまで憧れていた映画の世界のような空気感があって。そこにすごく魅了されたのが、写真を始めたきっかけです。まだフィルムの時代でしたが、⼀眼レフの世界にハマり、シャッターを押すことの意味を覚えました。息を止めた瞬間、ファインダーの中の世界に入っていく心地よさ。それがクセになって、写真の世界にのめり込んでいきました。

五感を刺激するものすべてが、
旅の醍醐味につながる。

風景撮影のときは、何も決めずにクルマで走り出すこともあります。自分だけのリラックスできる空間で、好きなところに向かい、好きなところでクルマを停めて、シャッターを切る。突然の出逢いがあるから、クルマの旅は楽しいですよ。⼈から聞いた話で満⾜するのではなく、自分の足でその場所に⽴つことが⼤事。⼟の匂いや空の色、そこで得られるものすべてに感性を刺激される。旅の⾯⽩さって、そういうところだと思います。

“何時間も旅して、初めて出逢った景色はとても新鮮で。
五感を刺激する体験が、自分自身を成長させてくれるんです。”

旅先での夕暮れの景色には、
魂を揺さぶる魅力がある。

⼣暮れが好きなんです。その瞬間にしか切り取れない、光や景色。⼣暮れ時って、⼈の感受性が⼀番豊かになる時間だと思います。⽇が沈み、夜がやってくるまでの狭間って、⼈の感情が最も揺さぶられる時間ですよね。それが⾃分の知らない場所で、すごく魅⼒的な場所で、かけがえのない瞬間だとしたら。感性はどこまでも刺激されて、強く⼼に残るのではないでしょうか。そんな⾵景をどこまでも追い求めていきたいと思います。

未知なるものを追い求めて、
どこまでも旅を続けたい。

未知なるものに出逢うと、やはり写真を撮りたくなります。感受性を磨くために、未知なるものを⾒てみたい、感じてみたいという衝動は、とても⾃然なことだと僕は思います。いくつになっても旅は続けていたい。歳を重ねて、たくさんの人生経験をしていくほど、楽しみ方や感じ方は変わっていくはずだから。「旅」をコンセプトにつくられたNorfolk Editionで、カメラを片手に、未知なるものを追い求めて旅をする。そんな最高の体験をこれからも続けていきたいですね。

PHOTOGRAPHS.

by Shinya Takahashi

Shinya Takahashi高橋 伸哉

コマーシャルフォトをはじめ書籍の執筆、講演など幅広く活動するフォトグラファー。
趣味で始めたInstagramの総フォロワーは35万人を超える。