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DAKAR RALLY 2017

2017.1.14MINIチーム TOP 10に3台が入る躍進を見せ、Dakar Rally 2017が閉幕。

本日Dakar Rally 2017が閉幕し、MINIチームは出場した8台の内、7台が完走することができた。初出場のMINI John Cooper Works 3台は全て完走し、MINI ALL4 Racingの過去の輝かしい歴史を継ぐ、新たな一員に加わることとなった。

今年のDakar Rallyはいつものように、ドライバーに様々な試練を与えてきた。気象条件が悪く洪水が発生したため、2つのstageがキャンセル。距離が短縮されて、約1,400kmの距離が予定よりも少なくなった。

総合順位で6位で、MINI チームで一番上位だったOrlando Terranova (ARG) とAndreas Schulz (GER)はこう語る。「素晴らしいレースだった。最初の週は難しく、多くのタイムロスをしてしまったが、2週目からは良かった。stageは長くナビゲーションが難しいものの、車両は素晴らしかったし満足している。」

レース初期段階で調子のよかったMikko Hirvonen (FIN) と Michel Perin (FRA)チーム は表彰台を狙える位置をキープしていたが、不運なゴールを迎えることになった。「今回は、私のDakar初挑戦の時よりも大変難しいものだった。車両は素晴らしかったし、マシンを改良して表彰台を充分狙えたけど、どうやらそれは今年ではなかったみたいだね。ただ、私がこのレースで間違っていたとしても、標高の高さを大変楽しむことが出来た。標高5,000m以上の美しさを伝える物語がたくさん出来たからです。」と、Mikko Hirvonen (FIN)は語った。

それとは対照的だったのが、Yazeed Al Rajhi (KSA)だった。彼はレース初期段階で重度の高山病に苦しみ、一度撤退して12時間のペナルティを与えられてしまった。経験豊富なドライバーであっても今年のコースの標高は大変なものだった。

このイベントを振り返り、X-raidのチームマネージャーは次のように語った。「今回のDakarは大変だった。初期段階での40℃以上の気温。標高4,000m以上のボリビア、更に雨と寒さ。これは身体的にも精神的にも非常に厳しいものだったが、MINIのレーサーは今年もMINIの信頼性を証明してくれましたね。しかし、ディーゼルエンジンを搭載した4輪駆動車に規制がかかり、ペナルティが課せられたのは非常に残念だった。今後は2輪駆動に注力していくよ。」と。

2017.1.13Orlando Terranovaチーム、3位でstage フィニッシュ。

最終stage の手前、サン・フアンの砂丘に競技者を連れて、コルドバ地域のWRCで走るようなコースでの戦いとなった。それはOrlando Terranova(ARG)とAndreas Schulz(GER)のチームのスタイルに合っているように見える地形で、劇的なパフォーマンスを見せ、このstage 3位でフィニッシュし、順位を1つあげた。

「このstageの最初、砂のくぼみには苦労したよ。後半に巻き返そうとしたけど、前を走るバギーとバイクの砂埃が多過ぎてなかなか難しかった。また明日引き続き頑張ってみるよ。」と話したOrlando Terranova(ARG)。

Yazeed Al Rajhi (KSA) と Timo Gottschalk (DEU)チームは、5位でstageを終えて総合26位に浮上。他5チームも砂埃にまみれながらも、上手くこのstageを攻略。ただし残念なことに、Boris Garafulic(CHL)とFilipe Palmeiro(POR)チームはこのstageでリタイアしてしまった。

残るは最終stageのみとなったDakar rally。MINIチームはどこまで巻き返すことが出来るか。

2017.1.12Al Rajhiチームが完全復帰。ステージ4位の好成績をマーク

第9stageが悪天候のためキャンセルされた後に迎えた第10stage。レースも終盤に差し掛かり、多くのドライバーはスパートをかけるべく攻勢に出た。中でも高山病で一度撤退を余儀なくされたYazeed Al Rajhi(KSA)とTimo Gottschalk(DEU)はこのstageで4位に食い込み、見事に復帰を果たした。

Al Rajhi チームは暫定的に総合28位になっているが、一度撤退したこともあって今回の成績はとても魅力的だ。復帰後、彼らは各stageを積極的に攻略し好成績を上げている。

「懸命に攻めて4位を取ることが出来たので、僕らにとっては良い一日だったよ。ただ、このstageは非常に多くの凹凸と河床があり、多くのドライバーにとっては難しいstageだったと思うよ。」と、語ったAl Rajhi。

Orlando Terranova(ARG)とAndreas Schulz(GER)のチームもそれに続き、このstageを5位。総合で6位の順位となった。

今回苦戦を強いられたのは今まで調子が良く、MINI チームの最高順位をキープしていたMikko Hirvonen(FIN)とMichel Perin(FRA)チームだ。このstageでトラックと衝突し、大幅な時間的なロスを食らってしまった。尚、stage自体は完走している。他5チームは特に目立った順位変動は無く、良いポジションをキープしている。

2017.1.10変更に次ぐ変更。悪天候の中も、MINIは手堅く現在のポジションをキープ。

第8stageは、気象条件がさらに悪化し、主催者側は一部のセクションの短縮を決定。また、予定していたコースが途中で洪水になることが予想され、サルタに到達することが不可能になったため再度コース変更が実施されるという変更に次ぐ変更が行われるstageとなった。

今回のstageでは、コースが短縮されたこともあり、全体的に順位ポジションの変化は見られなかった。Mikko Hirvonen (FIN) と Michel Perin (FRA)はこのstageを4位でフィニッシュし、総合5位。7位にOrlando Terranova (ARG) と Andreas Schulz (GER)。8位がJakub Przygonski (POL)、9位がBoris Garafulic (CHL)と続く。

第9stageは、悪天候が予想されキャンセルされることが決まり、予定していた特別stage(3,300km)の42%(1,400km)が打ち切られる形となった。

2017.1.9大規模なコース変更がされるも、MINIは好順位をキープ

前日の休息日は、マラソンステージである第7stageを変更するのに絶好の機会だった。もともと予定していたstage7のコースに、気象条件が悪いためキャンセルとなったstage6の一部が組み込まれたのだ。前例のないコース変更ではあったが、MINIチームにとってはそこまで問題の出ることではなかった。

Mikko Hirvonen (FIN) と Michel Perin (FRA) のチームは、このstageを4位で終え、総合5位をキープ。高山病から回復したYazeed Al Rajhi (KSA)とTimo Gottschalk (DEU)のチームは、まだ公式的な総合順位は決まらないもののこのstageを8位でフィニッシュすることが出来た。

メインレースで1位をマークした、Jakub Przygonski (POL) と Tom Colsoul (BEL)はチームは、Orlando Terranova (ARG)とBoris Garafulic (CHL)に挟まれる形で総合8位。

次のマラソンステージでは、ウユニ〜サルタまでの892kmを戦う。

2017.1.74台のMINIが依然としてTOP10内をキープ

主催者側の判断により、コース距離を692kmから219kmに短縮することが決まった第5stage。Mikko Hirvonen (FIN) と Michel Perin (FRA)は最初とても良いスタートを切り、好位置に付けていたが途中でつまずき、このstageを15位。総合5位に順位を落としてしまった。

「途中道に迷ってしまって、一度は取り返すことが出来たけど、また迷ってしまった。このstageはどのチームにも難しいコースだったと思うよ。」と語ったMikko Hirvonen。他のチームもそれぞれ道に迷うなどして苦戦を強いられたが、それぞれの現在のポジションは悪くはない。

一方、前のstageで深刻な高山業にかかり撤退を余儀なくされたYazeed Al Rajhi (KSA)だが、彼のチームはまだ諦めはせず、このstageで再度レースに参加した。最終的に13位でフィニッシュしたが、公式的にこの結果はまだ受け入れられていない。

これからも悪天候が予想されるが、MINIチームは引き続きその準備を整えなければならない。

2017.1.5Mikko Hirvonen 総合3位にまで上り詰める。

Mikko Hirvonen(FIN)とMichel Perin(FRA)のチームはこのStageで一時10位にまで順位を落としたが、強力なチーム連携とナビゲーションサポートにより最終的に2位でフィニッシュし、総合3位にまで上り詰めた。ある惨事を除いて、他の5チームもそれぞれ順位を上げる健闘を見せた。

今回のStageでのスターは、Boris Garafulic(ARG)だ。「今日は良い一日だったよ。私は高地の多いチリ出身だけど、今までに見たことのないぐらい高く、柔らい砂丘があった。砂丘での経験があまり無い人にとっては、大変だったと思いますが、私たちは大丈夫でした。」と語ったGarafulic。驚くべきことに、彼らは最高のスタートを見せて途中のポイントを3位で通過。フィニッシュまでに徐々に順位は後退はしたものの、8位でフィニッシュし最終的に総合9位に浮上したのだ。

1点、先に述べたある惨事についてだが、残念なことにYazeed Al Rajhi(KSA)が深刻な高山病にかかり、レース続行が不可能と判断され撤退を余儀なくされたのだ。これまで総合順位が6位と良いポジションをキープしていたのもあり、残念ではあるが、これが「世界一過酷なレース」と言われるダカールラリーなのだ。

2017.1.44台のMINI がTOP10に躍り出る。

ダカールラリー3日目は、標高4,000mでの雨と推定36℃にもなる猛暑が予想され、長い一日だったが、MINI の競技者にとっては成功ともいえる一日だった。Mikko Hirvonen(FIN)とMichel Perin(FRA)はTOP3争いに絡みつつ4位でフィニッシュ。「今日は本当に良かった。すべてが完璧にいった。ミシェルのおかげで私は本気でコーナーを攻めることが出来、本当にいい走りを見せることが出来た。私たちはフィンランドの山々を経験しているので、標高は問題無く、5,000メートル付近では雷雨と雪が降っていて、それは本当に美しい景色だったよ。」と満足気に語ったHirvonen。

Yazeed Al-Rajhi(KSA)も強力なスタートを切り、一時3位まで上り詰めたが、他の車両の追い上げもありこのSatgeで7位。総合で6位という結果に。Orlando Terranova (ARG)はStage2で活力を失っていたが、Stage3では経験を生かし、6位でフィニッシュ。全体で8位に躍り出た。もう1チームは、Jakub Przygonski(POL)のチームで、TOP10入りを果たすという目標を基に一貫したその改善策により、総合9位に立ちMINI の4チームがTOP10に入る、最高のレースとなった。

2017.1.32台のMINI JOHN COOPER WORKS がTOP10のポジションに。

砂埃や岩場を高速で駆けぬけるSecond Stage。「直線が多く、スピードを出せるコースですね。もし、トップスピードを2km/h も減速してしまうと、大幅なロスになります。残り10日間、まだそれほど早いスピードではないので、徐々にペースを上げていきますよ。」と語った、Yazeed Al-Rajhi(KSA)。現在は6位。

もう1チームTOP10入りしたのは、Mikko Hirvonen で8位。Jakub Przygonski(POL)は12位でその後ろにOrlando Terranova (ARG)は13位と、いずれもTOP10を狙えるポジション。ダカール経験者のTerranovaは、レースポジションが南米の天気と同じくらい速く変化する可能性があることを十分に認識している。これからの巻き返しが楽しみだ。

2017.1.2待ちに待ったダカールラリー2017。いよいよスタート

スタートフラッグが降りると、ダカールラリー優勝の栄光を掴むために、バイクやバギーなどを含む316台の車両がスタート。これから2週間、約9000kmの長く険しいレースの幕が切って落とされた。MINI は昨年の雪辱を果たし、見事返り咲きなるか。

2016.12.28ダカールラリー2017に挑戦する「MINI ALL4 RACING」のドライバーをご紹介します。

昨年の雪辱を果たすべく、この一年準備を行ってきた彼らとMINIが、ボリビア-アルゼンチンの過酷な自然と対峙し、再び栄光を目指します。「またダカールラリーに出場できることに感謝し、大変嬉しく思います。昨年、ダカールラリーの出場することによって多くの事を学びましたし、この1年チームでたくさんのレースをこなし経験を積んできたので再びスタートラインに立つことが待ち遠しい。」と話す、元WRCのスペシャリスト Mikko Hirvonen(FIN)とレース経験豊富な副操縦士Michel Perin(FRA)。Dakar 2016では総合4位にランクインしたタッグが1年の準備期間を経て再びタッグを組み、MINIの総合優勝奪還を狙います。THE NEW MINI CROSSOVER を中心にした8台のラリーカーと、16名の乗組員、チームクルーの壮大な戦いの幕が、今年も上がろうとしています。

2016.12.28MINI DAKAR RALLY 2017の最新情報を公開していきます。

今年も「世界一過酷なレース」として名高いダカールラリーにMINIが参戦。ダカールラリー2017の最新情報や、昨年の雪辱を果たすために躍起になる「MINI ALL4 RACING」の軌跡やクルーの紹介などを公開していきます。

DAKAR RALLY 2017 出場車のベースモデル。

THE NEW MINI CROSSOVER.

毎日に物語を。THE NEW MINI CROSSOVER 発表。

極上のスリルに、たかぶれ。MINI JOHN COOPER WORKS

MINIの頂点に立つその走りは、駆るほどに心躍るスリルへ誘う。さあ、もっと踏み込め。限界を突き抜けろ。