レースの血統Racing DNA

DAKAR RALLY 2017

常識を遠く置き去りにしてゴールする。MINI の革新の血は、半世紀前から変わらない。

かつて親しまれた「MINI クーパー」という愛称、それはMINI でレース界を席巻したジョン・クーパーの名が由来となる。1950年代、レースカーの技術者だったジョン・クーパーは親友の紹介でMINI と出会い、その軽快な操縦性に驚愕。早々にレース仕様へとチューンする。そうして運命の1962年。「チューリップラリー」に出場し、彼のMINI チームは圧倒的な強さを披露、なんと1位から8位までを一挙独占することとなる。さらに1964年には当時の最高峰レースのひとつ「モンテカルロラリー」で優勝。ハードな山道をしなやかなハンドリングで駆け抜け、「排気量神話」を打ちのめした。レースに挑み、常識を覆す。そんなMINI の血筋は半世紀前に初めて脈打ち、そして現在までそのまま熱く継承される。

いきなりダカールラリーを4連覇。驚異の快進撃は、カムバック直後から始まった。

MINI がレースにカムバックしたのは2011年だ。国際ラリーの頂点「FIAワールドラリー選手権」で好成績をおさめ、王者の目覚めを予感させる。と同時に、ドイツのラリーチーム、X-RAIDが、かのジョン・クーパーの名を抱く「MINI JOHN COOPER WORKS」をベースにした「MINI ALL4 RACING」で、ダカールラリーへと早々に参戦を果たした。がしかし、世界が真に驚いたのは翌年のことだ。「MINI ALL4 RACING」は、ステファニー・ピーターハンセルをドライバーに据え、参戦2年目にしていきなり優勝の栄冠を奪い去ったのだ。その後も他を突き放す驚異的な実力を見せつけ、4年連続ダカール制覇の快挙を達成。そして、ダカールラリーの絶対王者として、MINI はその名を轟かせた。

MINI のダカール伝説は終わらない。返り咲きに、待ったなし。

再度の優勝に向けて、「挑戦者」の決意をもってMINI はゆく。各チームメンバーはこの1年、それぞれに厳しいトレーニングを積んできた。一方で、より重要なのは「ココロ」である。2014年の勝者、ナニ・ローマは「ストレスを抱えるほどに、失うものが増えてゆく」と断言する。極限状況で正しい選択ができるかどうか――MINI メンバーはメンタルコーチとともに訓練を重ね、精神を練りあげ続けている。2017年は「X-raid TEAM」から8台がエントリー。多くが、新しいMINI CROSSOVERをベースにした最強のマシンだ。ドライバーたちのタフな身体が、勇敢なココロがそのポテンシャルを十全に引き出したとき、「挑戦者」が再び「王者」になる姿を見れるだろう。

MINI の戦歴

2012年にダカール・ラリー初参戦初制覇。その後2015年にかけて、激戦を制し4連覇を達成。MINI はレーシングカーとしての実力を、モータースポーツの領域で証明し続けています。

チーム紹介TEAM

2017 ダカールラリー MINI 参戦チーム・選手をご紹介します。

ルート&スケジュールROUTE&SCHEDULE

ダカールラリー2017がいよいよスタート。最新スケジュールはこちらをチェック!

DAKAR RALLY 2017 出場車のベースモデル。

THE NEW MINI CROSSOVER.

毎日に物語を。THE NEW MINI CROSSOVER 発表。

極上のスリルに、たかぶれ。MINI JOHN COOPER WORKS

MINIの頂点に立つその走りは、駆るほどに心躍るスリルへ誘う。さあ、もっと踏み込め。限界を突き抜けろ。